授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 動物細胞科学
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
 大腸菌のような単細胞生物とヒトを含む多細胞生物の大きな違いは、個々の細胞が機能分担し、より高次の生体反応を行なう点にある。動物細胞は癌細胞やウィルスを用いた不死化技術により、単細胞生物と同様な細胞レベルでの仕組みが明らかにされてきた。また生体が行なう高次な反応に関しても器官培養を初めとし、幹細胞やES細胞を用いる事により試験管内において再現できるようになって来た。また遺伝子工学を応用し、遺伝子改変動物なども創出されている。このため動物細胞科学は動物の生理学および分子生物学・遺伝子工学の統合的理解とその応用と位置付けられる。そこで本講では動物細胞および器官が持つ機能がいかに理解され、そして応用されているか『生物を多面的に考える力』をつける。また本学問体系は発展途上であり、多くのトライ・アンド・エラーが行われている。そこで本講の最終段階では、自ら探究し考えた生物の可能性がいかにアプローチされて来たのか、データーベースを検索・探究する。これにより『生命現象を理解し、自然を考える力、および自ら考える力』を養うことを目標とする。
先修条件または
他の授業科目との関連
 本講義は動物細胞を対象としたバイオ技術体系について原理と応用法について紹
介する。本講義は動物の生理学、細胞の構造と機能と分子生物学を基礎とするた
め、これらの教科について単位取得している事が望ましい。また遺伝子工学とは密
接に関連するため、同授業を履修し単位を取得しておく事が望ましい。

履修のポイント
留意事項
 本講義では分子生物学的理解に基づき、現実的に動物細胞を分析および利用する概
念と手法について紹介する。このため分子細胞生物学的な考え方に習熟している必要が
あり、履修にあたっては分子生物学における概念と用語を整理しておいて欲しい。


学部・学科必修/選択の別
生物学部 生物学科 選択

2019/04/01 20:37:36 作成