授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 微生物利用学
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
 生物の内で最も発生の古い微生物は、地球上のさまざまな環境に適応し生存している。地球環境では藍藻、農業では窒素固定細菌や硝化細菌、食品では酵母や乳酸菌、そして医学の点では病原細菌と人間との関わり方も多様である。また微生物はウィルスから、細菌やキノコなどまで幅広い生物種を含んでいる。この点から『生命現象を理解し、自然を考える力』を養う。また多様な微生物に関し、本講では生命活動・生活・産業との関わりの点から微生物を展望し、ついで各微生物の基本構造や代謝の点から体系的な利用法を俯瞰し、『生物を多面的に理解する力』を涵養する。具体的にはプレまたはプロバイオティックス等に生命活動に基づく微生物の新展開、代謝研究に基づく古典的な代謝発酵生産、または病原細菌に対する様々なアプローチを紹介する。これらにより微生物と地球環境・人間生活面での応用との間で統合的な理解を図り、その元来の性質がどのように人間生活に関連しているか、『自ら考える力』を培うことを目標とする。
先修条件または
他の授業科目との関連
 本講義はヒトの生命活動、産業および医薬品の観点から、微生物利用学の基本について
紹介する。同学問体系の基本的性質の点から、微生物学、生態系の仕組み、生体物質の化学、遺伝子とタンパク質の科学を履修し単位を取得している事が望ましい。


履修のポイント
留意事項
 本講義は微生物利用学の基本を概説する。初出の微生物学の専門用語などについてはその都度説明を加えるものの、微生物の分類や利用を理解する点から、微生物学、有機化学(生体物質の化学)、生体物質の化学に基づく知識が必要とされるため、履修にあたっては前述の授業ををきちんと理解している事が求められる。
学部・学科必修/選択の別
生物学部 生物学科 選択

2019/04/01 20:37:36 作成