授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 数理論理学
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目・学科開講2グループ
授業の目標
【授業で育成する力・スキル】
全学共通:自ら考える力
学部  :総合的な判断力
学科  :数理的センス

 まだコンピュータが世の中になかった時代に「計算とは何か」を数学的に定式化した人間がいた。アラン・チューリング(Alan Turing, 1912-1954)という20世紀前半に活躍したイギリスの数学者である。

 チューリングが考案した「チューリング機械」を使って,「計算する」とはどういうことかについて,非常に基礎的な考え方を紹介する。「計算可能性」とか「計算の効率化」などについて数学的に厳密な議論をするときに威力を発揮する数学的理論である。

 予備知識として「有限オートマトン」について学ぶことが重要であるので,文脈自由文法の基礎,プッシュダウン・オートマトンの基礎について学ぶ。

 今後ますます高度化するプログラミング技術に対する応用力を養うには,一度物事の根源に遡ってチューリング機械,オートマトンについて考えてみることも重要であり,計算のアルゴリズム,さらにはソフトウェア全般に対する基礎として重要な意味を持つ科目である。


先修条件または
他の授業科目との関連
【先修条件】
「基礎数理A」,「基礎数理B」および「論理学序論」を修得していることが望ましい。

【他の授業科目との関連】
「論理学とその応用」も履修し,総合的な理解力を養って欲しい。
履修のポイント
留意事項
 理解を確実にするための演習問題を高い頻度で課す。積極的に取り組み,また疑問事項を質問することによって,十分に講義を楽しむ余裕が生まれるはずである。

 成績評価は定期試験と平常点(演習問題・レポート)を総合して与える。
学部・学科必修/選択の別
理学部 情報数理学科 選択必修

2020/10/12 14:57:57 作成