授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 建築構造力学1B・演習
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
地震や台風などの自然の力は強大ですが、これらに対しても建築は絶対に安全でなけ
ればなりません。建物が耐えられる強度を超える負担がかかる倒壊してしまいます
し、強度は十分でも建物が変形することにより機能を確保出来なることもあり得ま
す。現在では、変形量が構造設計の臨界条件となるように設計された建築物も増加し
てきています。用いる材料を変更せずに強度を向上させたり変形を小さくする為に
は、部材の断面形状を工夫することが有効となります。
本授業では、主に断面性能について学び、強度向上や変形抑制のための有効な設計ツ
ールとして身につけてもらいます。具体的には、まずはじめに、断面の形状・寸法か
ら部材にかかる応力度(外力に対する抵抗力)に関わる係数を算出する方法を学びま
す。続いて、それらの係数を駆使して、部材の内部に発生する応力度を求め、材料固
有の耐力と比較して安全かどうかを判定する手法を学びます。また、各係数を用いて
部材の変形量を算定する手法も学びます。

先修条件または
他の授業科目との関連
本授業に先修条件はありませんが、建築構造力学1A・演習の知識を必要とするこ
とから、先行履修しておくことにより理解が深まります。また、建築構造力学2・
演習では、変形を考慮することによってはじめて解析することが可能となる支持形式
の構造物の解法を学びますので、本授業を先行履修しておくことをお勧めします。一
言で言えば、力学は積み重ねです。
履修のポイント
留意事項
演習問題を解くことで理論の理解が深まります。講義以外でも、自から求めて演習問題を
解くように務め、常に力学に慣れ親しむことが大切なのです。したがって、試験の直前だ
けの勉強では通じないのが、力学の特徴です。すべての講義に出席して真剣な態度で受講
するのは、建築従事者を目指す者として当然のことと思います。欠陥建築の為に、大切な
建物が損なわれたり、死者が出ることもあります。真摯に学ぶことを期待します。
学部・学科必修/選択の別
工学部 建築学科 選択

2020/10/12 14:57:57 作成