授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 建築耐震工学
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
建物が地震時にどのように「振動」するのかを知り,それを建築ではどのように「考
え・対処」しているかを学ぶ講義です。はじめに、過去の地震と地震被害について詳
しく学びます。続いて、地震の発生機構から地震動の性質とその表し方を学びます。
ところで、地震動とは、地震が起こったときに地表面が動いていることを指します
が、このような「動き」のある外力をそのまま設計で扱うのは煩雑なので、建築では
この動的な値を静的な値である地震荷重として扱っています。このことを理解するた
め、本講義では、基本となる一層建物の振動について詳しく解説し、その後、耐震設
計に必要な地震荷重の考え方を詳述します。また、近年多用されるようになっている
制震・免震構造について,その構成要素(ダンパー,アイソレーターなど)ととも
に,基本的考え方を解説します。

先修条件または
他の授業科目との関連
本講義の先修条件は、建築構造力学1Aあるいは1Bを修得していることですが,
建築鋼構造と建築鉄筋コンクリート構造は応用対象になります。また、
構造物が外力に耐えられるか否かは、その材料に依存しますので、
建築材料の知識は必須です。なお、振動という状態を扱いますので、
微分方程式が理解できることが好ましいです。
履修のポイント
留意事項
鋼構造や鉄筋コンクリート造、木造といった建物は全て耐震設計されています。本講義
は、地震動の性質と、耐震設計の基本を学ぶことに主眼をおいていますので、基本を理解
するための基礎知識(数学・構造力学)が必要です。
学部・学科必修/選択の別
工学部 建築学科 選択

2020/10/12 14:57:57 作成