授業内容・計画(概要)の情報


授業科目名 光計測システム
授業科目の区分 主専攻科目    主専攻科目(学科開講科目)
授業の目標
 2000年以上も前に,太陽光と地面とのなす角から、地球の赤道の長さが誤差1%で測定されています.古い時代から今日まで、光は計測やセンシングのための代表的な手段として使われてきました。生産技術や社会活動の高度化に伴ってセンシング技術への要求はますます多様化し,かつ高度なものになっています.光を用いるセンシング技術は光技術の進展に歩調を合わせて盛んに研究されています.半導体産業を支えるナノメートル・オーダーの超精密距離測定、体温計や血圧計に次いで病院に普及していると言われる血中酸素濃度センサ、旅客機などのナビゲーション用の光ファイバ・ジャイロ、光通信回線の診断、電力線の電流センサなど数多くあります。半導体レーザ、光ファイバやファイバ型デバイスなどのこれまでに登場してきた新しい光素子の取り込みと同時に、新材料、デジタル信号処理技術に活用されています。
 この講義では光計測の基礎から、光ファイバセンサ、光計測機器、およびセンサ応用にわたる技術の進展動向についての知識を修得することを目標としています.
 本授業により育成する力・スキルは「自ら考える力」、「工学を理解するための基礎力」、「光の本質理解と応用力」です.
先修条件または
他の授業科目との関連
 先修条件は設定していませんが,幾何光学や電磁気学、波動光学など基礎的な科目を修得した後に受けることが望ましいです.光計測で用いられる光学材料などについては「光学マテリアル」で講義します.光計測のトピックス的なものについても触れていきたいと思っています.

履修のポイント
留意事項
 難しい数学は必要ありませんが,出てきた数式を自力で導出する努力は必要です.新しい計測方法が多く出てきますが,基本原理は共通の所があります,光を用いた計測の基礎を学んでもらいたいと考えています.
学部・学科必修/選択の別
工学部 光・画像工学科 選択

2021/04/01 19:22:21 作成